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TECNICA / 技術 2026.08.13 記録:協会技術部会

桝谷周一郎によるカルボナーラ風チキンパスタ — 豚肉加工品を鶏肉で代替した家庭向け展開

【要旨】本稿は、東京・広尾「オステリアルッカ」のオーナーシェフ・桝谷周一郎氏がYouTubeに公開した、鶏もも肉とブロッコリーを加えたカルボナーラ風パスタの調製手法を記録するものである。同氏自身が「カルボナーラ風」と称する通り、グアンチャーレ・パンチェッタ・ベーコンのいずれも用いない構成であり、家庭での短時間調製を目的とした展開として整理した。

1. 料理人について

桝谷周一郎氏は16歳から料理の道へ進み、北京のイタリア料理店でのシェフ経験を経て、1998年に代官山で「オステリアルッカ」を開業した。現在は東京・広尾にて「オステリアルッカ♡東4丁目」を営む。YouTubeチャンネル「桝谷のSimple is best」では、家庭でも作れるシンプルなイタリア料理を継続的に公開している。

項目内容
店舗名オステリアルッカ♡東4丁目
所在地東京都渋谷区広尾
前身オステリアルッカ(1998年、代官山に開業)
桝谷のSimple is best / YouTube

2. 調製手法の概要

本動画で公開された手法は、グアンチャーレ・パンチェッタ・ベーコンのいずれも用いず、鶏もも肉とブロッコリーを加えた構成である。桝谷氏本人が「カルボナーラ風」と称しており、家庭での短時間調製(目安7分程度)を目的とした展開として位置づけられる。3〜4人前のレシピである。

卵液はフライパンで火を入れず、全卵・粉チーズ・無塩バターをボウルに合わせておき、規定時間より30秒短く茹でた熱いパスタを直接加えてバターの余熱で溶かす方式をとる。この手順設計により、卵の過加熱を防ぎやすい。

3. 材料構成

材料分量(3〜4人前)
パスタ240g
鶏もも肉1枚(300g程度)
ブロッコリー100g(事前に茹でておく)
全卵1個
粉チーズ大さじ4
無塩バター30g
にんにく2片(手で潰す)
オリーブオイル大さじ1
岩塩水1Lにつき10g(茹で湯用)
黒こしょう適量(仕上げに多めに)
パスタの茹で汁90ml

4. 手順の要点

  • 鶏もも肉の両面に塩・黒こしょうで下味をつけ、フライパンにオリーブオイルとにんにくを加えて皮面から中火で焼く
  • 鶏もも肉に8割程度火が通ったら一度取り出し、ひとくち大にカットしてフライパンに戻す
  • ブロッコリーを加えて一緒に焼き、パスタの茹で汁90mlを加えて鶏肉に火を通した後、火を止める
  • ボウルに全卵・粉チーズ・無塩バターを合わせておく(この時点では混ぜない)
  • パスタを規定時間より30秒早く引き上げ、湯を切ってすぐにボウルへ加え、バターが溶けてソース状になるまで手早く和える
  • フライパンの鶏肉・ブロッコリー・茹で汁も加えてさらに和える
  • 黒こしょうを多めにかけ、オリーブオイルを回しかけて仕上げる

5. 技術上の所見

本手法は豚肉加工品を欠くことから、カルボナーラの材料構成に関する整理においては変形例として位置づけられる。桝谷氏本人も「カルボナーラ風」と称しており、この点は明示されている。

卵液をボウルで和える方式は、フライパンで火を通す工程を省くことで卵の過加熱リスクを低減する手順設計であり、家庭調製における現実的な対応として記録される。バターを卵液に含める手法も本レシピに固有の特徴である。

NOTE / 註

  1. 本稿の記述は桝谷周一郎氏のYouTubeチャンネル「桝谷のSimple is best」に公開された動画の内容に依拠する。本協会による実地調査・試食評価は行っていない。

BIBLIOGRAFIA / 参考文献

  1. 7分でカルボナーラ風!和えるだけで作れるカルボナーラ風チキンパスタ(桝谷のSimple is best) — 2026-08時点

本協会が独自に測定した数値ではない。各文献の公表内容を整理したものである。

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